


レーザープリンターの良い点・悪い点についてご紹介します。長年レーザーープリンタを使っていると、いろんな意味で良い面悪い面が出来てきます。最近では、ご家庭でもレーザープリンターを導入される方も多くなってきました。そこで、今日はそれぞれの長所・短所のお話をさせて頂きたいと思います。


「レーザープリンターはランニングコストが高い!」と思っている方も多いかもしれません。トナーやトナーカートリッジさらに感光体ユニットの単価が高いと感じるのがその理由だと思われます。
しかし、実際には1枚あたりのコストもインクジェットプリンターと比べて格段にカットできます。また、基本的にコピー用紙対応となりますので、紙のコストが安い点も特徴です。最終的な印刷コストはレーザープリンターの方が圧倒的に安いと思います。

例えばA4のカラー出力を100枚印刷するとしたら、インクジェットだと1時間くらいかかりますが、レーザープリンタならものの数分で終わります。つまり、印刷終了までの待ち時間を気にする必要はほとんどありません。これはオフィスの業務効率を考えるとかなり重要です。

レーザープリンターはトナーを熱と圧力で紙に定着させますので、文書保存の耐久性が高いのが特徴です。超長期で文書を保存されるのでしたら、コピー機かレーザープリンタで印刷した用紙が最も優れていると思います。

■本体サイズが大きい
プリンター本体がインクジェットプリンタと比べると大型になりますので、設置スペースに困る場合もあります。特に、カラーレーザーは、
4色分のトナーを使いますし、機器内も複雑ですのでプリンタ本体もどうしても重くなります。モノクロレーザープリンタの場合は、トナーカートリッジも黒1色で済みますし、機器内も単純構造ですから、さほど重くありません。ご家庭などに設置する場合は、場所の問題もありますし、一般的には会社で使われているケースが多いです。
■写真など画素数の多いモノには不向き
レーザープリンターの解像度はインクジェットプリンターより若干落ちるため、写真などのグラフィックを印刷するのにはあまり向いていません。
